提供経路の話・2026年8月15日時点

Mythos 5 が手元に出てこない理由|仕様は最上位と同じでも提供の経路が違う

claude-mythos-5 が選べなくて調べているなら、先に下の表で原因を切り分けてください。提供の経路が原因なら、あなたの側で直せるものは無く、待っても変わりません。確認の手順と、代わりに何を使うかを整理します。

このサイトはAnthropicの公式サイトではありません。モデルの提供状況・仕様・料金は変わる可能性があるため、実装や契約の前には公式のドキュメントとご自身のアカウント設定を確認してください。

先に結論

  1. Mythos 5 が選べないのは提供経路の問題。Project Glasswing でのみ提供されており、プランを上げても上限が回復しても選べるようにはなりません
  2. 仕様の数字は Fable 5 と同一。文脈1M・入力10.00・出力50.00。つまり規模の面では Fable 5 で代替できます
  3. 「使えない」の原因は4種類あり、対処が違う。経路・プラン・利用量上限・IDの書き間違い。下の表で切り分けてください
  4. 手元で何が使えるかは、表ではなくモデル一覧のエンドポイントで確認する。一覧に出ることと呼べることも別なので、実際に1本投げて確かめます

仕様は Fable 5 と同じ

まず数字を並べます。2026年8月15日時点で確認できる範囲では、次のとおりです。

Mythos 5Fable 5
モデルIDclaude-mythos-5claude-fable-5
文脈1M1M
入力 $/1M10.0010.00
出力 $/1M50.0050.00
提供Project Glasswing でのみ一般提供

数字の欄はすべて同じです。違うのは最後の行だけです。

「使えない」の種類を切り分ける

モデルが選べないときの原因はいくつかあり、対処が違います。混同すると、直らないものを直そうとして時間を使います。

状態症状できること
提供経路が違う一覧に出てこない/指定しても通らないありません。別のモードを使います
プランが対象外上位モードだけ選べないプランを確認する
利用量の上限時間帯によって使えたり使えなかったりする時間をおく、割り当てを見直す
指定の書き間違いそのモデルIDだけエラーになるIDの表記を確認する(4.8 ではなく 4-8

1行目は待っても変わりません。提供の経路そのものが違うので、プランを上げても上限が回復しても選べるようにはなりません。ここを最初に確認しておくと、無駄な調査をせずに済みます。

確認する手順

自分のアカウントで実際に何が使えるかは、表を読むより取得したほうが確実です。

  1. モデル一覧のエンドポイントで取得する。ドキュメントに載っているモデルが自分のアカウントで使えるとは限りません
  2. 一覧に出たIDで、実際にリクエストを1本通す。一覧に出ることと、呼べることは別です
  3. 失敗したらエラーの内容を読む。「そのモデルは存在しない」と「権限がない」と「上限に達した」では、次にやることが違います

3番目が抜けがちです。「使えなかった」で止めずに、返ってきたメッセージを保存しておいてください。後から同じ症状に当たったときに、切り分けが一瞬で終わります。

確認の結果は、モデルIDと一緒に手元の表に残しておくことをおすすめします。「試したが使えなかった」という記録は、しばらく経つと忘れます。忘れた頃にまた同じ調査を始めることになるので、日付付きで残しておくと再調査を避けられます。逆に、日付が古くなっていれば「そろそろ状況が変わっているかもしれない」という判断材料にもなります。

代わりに何を使うか

Mythos 5 が選べない環境で、同じ規模の作業をしたい場合の考え方です。

  • 文脈の長さが理由なら、1M の他のモードで足ります。Fable 5・Opus 5・Sonnet 5 はいずれも 1M です
  • 費用を抑えたいなら、既定を下げて重要なところだけ上げます。単価差が2倍程度なので、この割り当てが成立します
  • 件数が多く判定が単純なら、200K で足りるか先に確認します。足りるなら大幅に安くなります

「最上位が使えないから品質が落ちる」と考える前に、渡している材料が十分かを見直すほうが結果に効くことが多い、というのが運用しての実感です。モードを上げても、材料が足りていなければ出てくるものは変わりません。

名前が似ているものを取り違えない

この周辺には名前の似たものが複数あり、別のものを指しているのに同じ話として扱われがちです。整理しておきます。

名前何を指すか
Mythos 5モデルのひとつ。claude-mythos-5。提供の経路が限られる
Fable 5モデルのひとつ。claude-fable-5。一般提供されている最上位
Project Glasswingモデルの名前ではなく、Mythos 5 が提供される枠組みの名前
高速な出力の設定モデルを小さいものに落とすのではなく、同じモデルで出力を速くする設定。詳細は姉妹サイトの解説を参照

4行目は誤解が多いところです。速くする設定=性能を落とす、ではありません。「速いほうを選ぶと結果が悪くなるのでは」という心配で使わないでいるなら、一度確認してみてください。

選べないモードを追いかけないほうがよい理由

使えないモデルの情報を集めることに時間を使いがちですが、実務では優先度が低いと考えています。理由は3つです。

  • 待っても変わらない。提供の経路が違う場合、プランを上げても上限が回復しても選べるようにはなりません
  • 仕様の数字が同じなら、できることも同じ範囲。文脈も単価も Fable 5 と同じなので、規模の面では代替できます
  • 手元で改善できる余地のほうが大きい。思考の指定、渡す材料、指示の具体性。この3つを揃えるほうが出力は動きます

3番目が本題です。運用していて実感するのは、モードの差より、渡し方の差のほうが結果に効く場面が多いということでした。使えないものを待つより、手元の3つを確認するほうが早く進みます。

よくある質問

Project Glasswing とは何ですか?

Mythos 5 の提供経路として案内されている枠組みです。一般提供とは別の扱いになっており、通常のアカウントからは選択できません。詳細と参加可否は提供元の案内をご確認ください。このサイトでは、参加の条件や時期についての推測は書きません。

指定してもエラーにならず、別のモデルで動いていることはありますか?

ラッパーや設定ファイルの側で、指定できないモデルを既定値に差し替えている場合があります。実際に送信しているリクエストのボディと、応答に含まれるモデル名の両方を確認してください。設定に書いた値と、実際に使われた値が一致しているかを見るのが確実です。

そのうち一般提供されますか?

分かりません。提供状況は変わりうるので、必要であればモデル一覧のエンドポイントを定期的に確認してください。このサイトでは推測は書きません。

一覧に出ているのに呼べないのは不具合ですか?

一覧に出ることと呼べることは別です。返ってきたエラーの内容で切り分けてください。

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