Sonnet 5・2026年11月7日に確認

Sonnet 5の単価は$2/$10で確定した(導入価格から恒久価格までの経過)

2026年6月30日に出た Sonnet 5 は、「導入価格は8月31日まで」と報じられたモデルです。ところが8月10日に、公式が「導入価格を恒久にする」と書き換えました。このサイトの旧い面(8月15日時点)には「9月から$3/$15」と受け取れる記載が残っていたため、確定した経過を日付つきで整理します。

このサイトはAnthropicの公式サイトではありません。モデルの提供状況・仕様・料金は変わる可能性があるため、実装や契約の前には公式のドキュメントとご自身のアカウント設定を確認してください。

先に結論

  • Sonnet 5 の価格は入力$2・出力$10(100万トークンあたり)で、2026年8月10日に恒久になった。9月1日に$3/$15へ上がる予定はなくなった
  • 後継の Sonnet 5.5(2026年9月28日)も同じ$2/$10。違うのはキャッシュ読み出しなど周辺の単価と、使うトークンの量
  • どちらもトークナイザーが新しく、同じ文でも以前より多くのトークンになる(公式は1.0〜1.35倍、リリースノートは約30%増と書く)。単価だけで以前のモデルと比べるとずれる

価格の経過

日付出来事出どころ
2026年6月30日Sonnet 5 が公開。$2/$10。TechCrunch は「2026年8月31日まで」の価格で、その後は$3/$15と報じたAnthropic・TechCrunch(2026年6月30日)による
2026年8月10日導入価格の$2/$10が恒久に。9月1日の値上げは行われないリリースノート・お知らせの追記
2026年9月28日Sonnet 5.5 が公開。$2/$10、キャッシュ読み出しは$0.10Anthropic のお知らせ
2026年10月7日リリースノートに「Sonnet 5.5 のキャッシュ読み出しが$0.20から$0.10に下がった」とあるリリースノート・Haiku 5.5 のお知らせ

お知らせ本文のグラフには、いまも$3/$15が「従来の標準価格」として残り、実際の費用はそれより安い、と注記されています。グラフの数字と請求の単価は別です。

費用の試算:値上げされていたらどうだったか

たとえば1か月に入力1,000万トークン、出力200万トークンを使う用途を考えます(仮の数字です)。

単価入力出力合計
$2/$10(確定)$20$20$40
$3/$15(予定だった標準)$30$30$60

差は1.5倍です。入力と出力の単価比が1:5で変わらないことはトークン単価のページで書いたとおりで、どの比率でも合計は1.5倍の差になります。これは単価からの算数で、実際の請求は割引や為替で変わります。

注意点は、トークナイザーです。以前の世代と同じ原稿でも、新しいトークナイザーでは最大で約1.35倍のトークンになります。単価が変わらなくても、同じ原稿の費用は上がる方向に動き得るわけです。自分の原稿は、トークン計数の API で実測してください(公式はmodel: "claude-fable-5"などで測る方法を案内)。

Sonnet 5 と 5.5 の違い(Anthropic が書いていること)

項目Sonnet 5(2026年6月30日)Sonnet 5.5(2026年9月28日)
入力/出力$2/$10$2/$10(同じ)
文脈/最大出力1M/128k1M/128k
出力の速さ—Sonnet 5 より30%以上速いと Anthropic は書く
1作業あたりの費用—Sonnet 5 より最大30%少ないと Anthropic は書く(社内試験)
思考を切る指定手動の予算は400disabledは不可、between_toolsを使う
サイバーの安全装置Opus 4.7・4.8と同じ水準最上位級の安全装置と回避の仕組みが付いた初の Sonnet

数字の優劣は Anthropic の自己申告で、こちらでは測っていません。例として公式は Terminal-Bench 4.0 で70.6%対10.3%、OSWorld 2.1 で80.1%対57.0%を挙げています。

自分の使い方で見積もる手順

単価が確定したので、見積もりは「入力の何割がキャッシュ読み出しになるか」で決まります。モデル一覧には、キャッシュ読み出しは基本入力単価の10%(Sonnet 5.5 と Opus 5.5 は5%)、Batch API は50%引きと書かれています。Sonnet 5.5 の入力$2に当てはめると、読み出しは$0.10、Batch なら入力$1・出力$5です。

入力100万トークンの内訳入力の費用
すべて通常の入力$2.00
8割がキャッシュ読み出し(80万×$0.10+20万×$2)$0.48

この例では入力の費用が約76%下がります(算数で、キャッシュ書き込みの費用は含めていません)。手順は次の順が確実です。

  1. 代表的な依頼を1つ選び、トークン計数 API で入力トークンを測る
  2. 同じ前置き(システム指示・資料)が何回繰り返されるかを数える
  3. 繰り返しの部分をキャッシュ対象にして1日分動かし、請求の内訳でキャッシュ読み出しの割合を見る
  4. 即時性が要らない作業は Batch に回した場合の単価も並べる

最初の見積もりは外れる前提で、外れ方を記録してください。単価の確定で変わったのは「見積もりの前提」であって、使い方の最適化の余地はまだ残っています。

この面で確かめていないこと

  • Sonnet 5.5 のキャッシュ読み出しが$0.10になった日(9月28日か10月7日か)。2つの公式記載が食い違います
  • Sonnet 5 に Priority Tier が無いことは、リリースノートの記載を読んだだけで、契約上の影響は確かめていません
  • 各クラウド側の価格。公式の価格は Anthropic が運営する経路のものです

よくある質問

導入価格はまだ続いていますか?

導入価格という扱いではなく、$2/$10が標準価格になりました。2026年8月10日に確定しています。

古い面に「8月末まで」とあります

2026年8月15日時点の記載です。その後に確定した内容は、この面とトークン単価のページの追記に合わせてください。

Haiku と比べるといくらですか?

Haiku 5.5 は入力$0.10から。詳しくはHaiku 5.5 のページに。

出典(2026年11月7日に確認)

編集:ちんあなご編集部。記事の文は写さず、日付・数字・名前などの事実だけを自分の文で書いています。

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